「『ウビ・チレンブ』って何?特徴やおすすめのポイントについても知りたい」
インドネシアの現地で「蜜いも」と呼ばれている「ウビ・チレンブ」。
夕張メロンよりも甘いといわれている「ウビ・チレンブ」は何なのか気になりますよね。
「ウビ・チレンブ」の特徴は?
「ウビ・チレンブ」のおすすめポイントは?
など、知りたいことも多いのではないでしょうか。
そこで今回は「『ウビ・チレンブ』は何なのか」や「『ウビ・チレンブ』の特徴」について、ご紹介していきます。
また、「『ウビ・チレンブ』のおすすめポイント」についてもご紹介するので、ぜひ参考にしてください!
「ウビ・チレンブ」とは?
ウビ・チレンブとは、インドネシアの西ジャワ州スメダン県チレンブ村とその付近だけで栽培されているいもです。
インドネシアでウビ・ジャラールと呼ばれる日本のさつまいもに相当する品種。
天候や土壌、水などの環境が適しているからか、ウビ・チレンブだけが他の地域のいもより格段に甘いので、「蜜いも」(ウビ・マドゥ)」とも呼ばれているのです。
インドネシア国内でもあまり流通しないほど貴重で、首都ジャカルタの一部や地元付近のごくわずかな地域でしか販売されていません。
「ウビ・チレンブ」の特徴とおすすめポイント
ウビ・チレンブが何かわかったところで、特徴やおすすめポイントが気になったという人もいるのではないでしょうか。
ここでは特徴とおすすめポイントについてご紹介していきます。
甘い
ウビ・チレンブは、インドネシアの現地語で「蜜いも」と呼ばれるほど甘い味がするのが特徴です。
糖度は夕張メロンの糖度基準16度をはるかに上回る30度。
甘みが強くてねっとりしていて水分が多いので、甘く煮たかぼちゃのようになっています。
そんな甘さは焼き芋にすると良くわかるのです。
あふれ出るベタベタした糖分である蜜が皮の外側までしみ出て、焼いただけでスイートポテトのような食感と甘さになります。
ウビ・チレンブは、とてつもなく甘いさつまいもなのです。
安心
ウビ・チレンブは、無農薬栽培なので安心という特徴もあります。
無農薬で栽培されているので、肥料や農薬の助けをかりずに自分の力で成長しようとするのです。
地中のわずかな水分を吸収するために力強く根を伸ばして、丈夫になるためにしっかり養分を蓄えようとします。
なので、インドネシアの豊かな土壌で無農薬栽培したウビ・チレンブは安心で甘みが強くなっているのです。
さらに、無農薬栽培なので、安全面から見ても消費者から信頼を得やすくなっています。
美容や健康にいい
ウビ・チレンブは食物繊維やβ-カロテンが豊富なので、美容や健康にいいという特徴もあります。
食物繊維が豊富なので、ウビ・チレンブ1本200gで1日に必要なβ-カロテン摂取量の3分の1を摂取できるのです。
コレステロールを減らしたり、肺ガンの発症リスクを低減する効果があるといわれるβ-カロテンが豊富。
日本のさつまいもにはほとんど含まれていないβ-カロテンが、焼いた状態だと約50倍も含まれています。
まとめ
今回は「『ウビ・チレンブ』は何なのか」や「『ウビ・チレンブ』の特徴」について、ご紹介してきました。
ウビ・チレンブは、とてつもなく甘いだけでなく、美容や健康にもいいさつまいもです。
整腸作用や血中コレステロールを低減させたり、がんを予防する効果も期待できます。
無農薬栽培なので、安全面から見ても安心です。
そんなウビ・チレンブが少しでも気になったという人は、一度試してみてはいかがでしょうか?
■執筆者
●もとりん
…グルメ情報に興味津々です。甘いものから辛いものまでどのジャンルも大好きです!