さつまいもの加工食品(干しさつまいも、蒸しさつまいも)などを紹介します。

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干し芋

干し芋の作り方!自宅で簡単にできる方法をご紹介

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「干し芋を自宅で作りたい!簡単にできる方法についても知りたい」

甘みがあって美味しいので、たまに食べたくなる干し芋。

自宅で作ってみたいけど、どうやって作ればいいのかわからない、という人も多いのではないでしょうか。

干し芋ってどうやって作るの?
自宅でも簡単にできる干し芋の作り方は?
干し芋の美味しい食べ方は?

など、干し芋の作り方について、知りたいことも多いはず。

そこで今回は、「干し芋はどうやって作るのか」や「自宅でも簡単にできる干し芋の作り方」について、ご紹介していきます。

また、「干し芋の美味しい食べ方」についてもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

芋の選び方

美味しい干し芋を作るには、まず良い素材を選ぶのが重要です。

干し芋は甘みがありますが、砂糖などはまったく使いません。

シンプルにさつまいもの素材をいかした食べ物なのです。

そんな干し芋を美味しく作るには、どんなさつまいもを選ぶかが重要なポイントです。

そこで、ここでは、干し芋を美味しくするために、どんなさつまいもを選べばいいのかについてご紹介していきます。

さっそく見ていきましょう。

おすすめの品種

自宅で干し芋を作るなら「紅はるか」(べにはるか)や「安納芋」(あんのういも)がおすすめの品種です。

紅はるかは、食感がしっとりとしていて、甘みが十分にあります。

焼き芋にする品種としても人気がありますが、干し芋にも向いているのです。

安納芋の方は、ねっとりした食感で、甘みが強いのが特徴。

ねっとりとした甘みのある干し芋を作りたい人におすすめです。

ですが、形が崩れやすいので、干し芋を作る際には注意しましょう。

同じ品種ならどう選ぶ?

同じ品種の中で質が良いさつまいもを選びたい時は、太くてふっくらとしていることや、重みがずっしりとしていることに注目しましょう。

また、ひげのような根が残っているさつまいもは繊維質が多い傾向があるので、できるだけ少ないものを選ぶ方が良いです。

さつまいもの表面の凹みは、ひげがついていた跡なので、なるべく全体的に凹みが少ないものを選ぶようにしましょう。

そして、芽が出ているものは養分を使っていて甘みが落ちていることがあるので、避けるのが無難です。

掘りたてよりも熟成したもの

掘りたてのさつまいもよりも、熟成したものの方がおすすめです。

なぜなら、さつまいもは1カ月くらい熟成させることで、甘みが強くなるからです。

スーパーやコンビニエンスストアで一般的に流通しているさつまいもは、すでに熟成が進んでいるので、甘みがあります。

なので、掘りたてのさつまいもが手に入った時は、すぐに干し芋にしないでしばらく熟成させてからにしましょう。

干し芋の作り方

さつまいもの選び方がわかったところで、干し芋の作り方について気になってきたという人もいるのではないでしょうか。

そこで、ここでは、干し芋の作り方についてご紹介していきます。

さつまいもを蒸す

水でよく洗ったさつまいもを皮がついたまま、蒸し器などでじっくり蒸します。

蒸し時間は、1〜2時間が目安です。

火の通りを均一にするために、重ならないように並べるのがポイント。

炊飯器で蒸すこともできます。

さつまいもを入れた炊飯器に3合くらいまで水を入れ、ご飯を炊くのと同じように炊飯コースで炊きます。

炊飯器に玄米コースの機能があれば、玄米コースで炊くのがおすすめ。

ゆっくり炊き上がるので、さつまいもがねっとりと仕上がります。

蒸し加減を確認する

さつまいもを蒸したら、蒸し加減を確認します。

さつまいもに竹串を刺して、引っ掛かるかどうかで確認できます。

途中で引っ掛かることなくスッと竹串が通ったら完成です。

竹串を刺して引っ掛かるようなら、さらに蒸して再度確認していきます。

さつまいもを細かく切るほど、蒸し時間が少なくなりますが、蒸しすぎには注意する必要があるでしょう。

さつまいもを切る

さつまいもを蒸したら、今度は切ります。

皮がついていない方がいいという人は、さつまいもが熱いうちにむきましょう。

キッチンペーパーなどでさつまいもを包んで、つまようじや割り箸などを使うと皮がむけます。

熱いので、やけどをしないように注意が必要です。

さつまいもの皮を削ぎ落とすように少し厚めにむくと、干し芋がきれいな黄金色に仕上がります。

熱い時にさつまいもを切ると崩れるので、少し冷めてからが良いです。

輪切りやスティック状など、お好みの食べやすい大きさに切りましょう。

干す

切ったさつまいもを、ホームセンターや大型100円均一の店舗などで販売されている干し網やザルに入れて干します。

重ならないように並べて、天気の良い日に太陽の光が良く当たる場所で3〜5日ほど天日干ししましょう。

様子を見ながらお好みの固さになるまで干します。

屋外で干す場合は、虫がついたり鳥などに食べられたりする恐れがあるので、注意が必要です。

夜間は、夜露などでカビが発生する原因になるので、屋内で乾燥させます。

屋内では、エアコンなどが効いていない乾燥した場所を選んで干しましょう。

干し芋をもっと簡単に作る方法

干し芋の作り方を知って、「なんだか蒸すのが大変そう」「干すのに時間がかかるので待ちきれない」と感じた人もいるのではないでしょうか。

そんな人でも、干し芋を作るのを諦める必要はありません。

そこでここでは、干し芋を簡単に作る方法についてご紹介します。

電子レンジを使う

さつまいもを蒸す時に、電子レンジを使うと便利です。

まず、さつまいもを水でよく洗います。

そして、皮がついたままのさつまいもを、ラップなどの食品用のラップフィルムで包んで、電子レンジで加熱するのです。

加熱時間は、さつまいもの大きさにもよりますが、500Wで15分くらいが目安。

竹串をさつまいもに刺して蒸し具合を確認しながら、ちょうどよくなるまで電子レンジで加熱しましょう。

オーブンレンジを使う

オーブンレンジを使うと、さつまいもを乾燥する時に便利です。

なぜなら、天日干ししたりして3〜5日など待つことなく、さつまいもを乾燥できるからです。

オーブンレンジを100℃に予熱して、クッキングシートを敷いた天板に切ったさつまいもを重ならないように1枚ずつ並べます。

天板に並べたさつまいもをオーブンレンジの中に入れて100℃で1時間加熱。

加熱したら、さつまいもを裏返して、さらに1時間加熱します。

粗熱が取れてから感触を確認して、お好みの状態になっていれば完成です。

干し芋の美味しい食べ方3選

干し芋の作り方や簡単に作る方法がわかったところで、美味しく食べる方法が気になったという人もいるのではないでしょうか。

ここでは、干し芋の美味しい食べ方を3つご紹介します。

あぶる

干し芋を美味しく食べる方法は、トースターやストーブなどであぶることです。

あぶることで、香ばしさが出るだけでなく、さつまいも本来の美味しさが引き立ちます。

干し芋の外側はカリッとして、中側はねっとりとした食感が楽しめるのです。

そのまま食べるよりも、甘みが出るので美味しさが倍増します。

干し芋が、きつね色になるか、焦げ目がつくくらいまであぶって、焼きたてを味わってみてください。

バターで焼く

バターで焼くのも美味しい食べ方のひとつとしておすすめです。

さつまいもとバターの相性はぴったり。

バターが干し芋に溶けてやわらかくなるので、スイートポテトのような味わいになります。

さらに、はちみつやメープルシロップをかけたり、バニラアイスを添えるとスイーツとしても楽しめます。

アクセントで塩をかけて、甘じょっぱい感じにアレンジしても良いでしょう。

コーティングする

干し芋をチョコレートなどでコーティングすると、さらに美味しくなります。

さつまいもが好きな人に、チョコレートでコーティングした干し芋をプレゼントするのはいかがでしょうか。

ミルクやビターなど、種類に関わらず合うので、干し芋に何か足したいという時に試してみるのも良いでしょう。

チョコレートでコーティングされた干し芋が人気商品になっているので、美味しい食べ方といえます。

まとめ

今回は、「干し芋はどうやって作るのか」や「自宅でもできる簡単な干し芋の作り方」について、ご紹介しました。

干し芋を作るには手間がかかりますが、電子レンジやオーブンレンジなどを活用して簡単に作ることもできます。

自宅で簡単にできるなら、ちょっとやってみようという人もいるのではないでしょうか。

手軽に干し芋を作って美味しくアレンジなどしてみたら楽しそうですよね。

自宅で干し芋を作ってみたいという人は、今回の記事を参考にして試してみてはいかがでしょうか。


■執筆者
●もとりん
…グルメ情報に興味津々です。甘いものから辛いものまでどのジャンルも大好きです!

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